岡山県精神保健福祉協会について

会長あいさつ

岡山県精神保健福祉協会
会長   藤田 健三

 岡山県精神保健福祉協会は昭和38年に設立されて以来、50年を越えます。県民の精神障害への理解を深め、精神障碍者の受け入れの出来る地域つくりを目指して、当時の精神医療保健の関係者によって設立されたものです。平成2年にはそうした活動をより広く県民の皆さんに知っていただくために、社団法人となりました。当初、活動の多くは精神医療や精神障害者に関わることでした。精神障害者の単身者の生活実態調査、欠格条項の調査とその廃止に向けてのキャンペーンなどが協会の事業として行われました。その後、不登校などの児童思春期の心の成長に関わる問題、甚大な災害における被災者の心のケアへの関心の高まり、近年における働き盛りの年齢におけるうつ病、自殺の増加などストレスによる心の疲弊化などの現象が明らかになるにつれて、メンタルヘルスへの関心が高まって来ました。
 こうした流れの中で、精神保健福祉協会は広く県民の皆様のお役に立てるよう努力していきたいと思っております。協会は大きく分けて次の二つの活動を進めております。
 ひとつは、社会の中で人と人が互いを支えていくことが出来にくくなった時に生じる、こころの悩みや孤立感を救うための活動を支援すること。もう一つは、精神保健福祉事業を推進し、精神障害への理解を進めるとともに、偏見や差別を克服していく活動を支援することです。
 こうした活動を維持し、さらに活動内容を豊かにするためには、多くの方々からの支援や励ましが必要です。精神保健福祉協会はこのたびホームページのデザインと内容を一新しました。より皆様に身近になれることを願っております。今後とも皆様のご協力をよろしくお願いします。
    設立の経緯
    1.岡山県精神衛生(保健〉協会の生いたち(こころの健康 1991.Vol.33 より転載)  岡山県精神衛生協会は昭和38年、精神衛生関連の有志が集まり、任意団体として発足、その目的は「県民の精神的健康の促進を図り、種々の精神障害並びに適応障害の予防および対策の増進に努める」ということでした。
     この協会の誕生した当時のいきさつについては、記録もなく、詳しくわからないところもありますが、当時、精神衛生を広めていくために各都道府県にそれぞれ精神衛生協会を作ろうという狙いがあったようで、岡山でもその一つを作ったということのようです。
     それ以来、今年で28年を迎えますが、この間毎年1回、県との共催で岡山県精神衛生大会を開き、また、県下精神衛生講演会のための講師の斡旋や開催、その援助などを行い、主として精神衛生という考えを広めるよう、啓蒙に努めてきました。
     昭和50年には、中学校、高等学校教科書の精神障害者に関する偏見内容について検討し、県教育委員会に要望書を提出していますが、このほかにも、昭和55年の第18回岡山県精神衛生大会で「いのちの電話」をテーマとして取り上げ、その後「いのちの電話」を岡山に作るために協会が中心となって動き、昭和58年岡山いのちの電話協会が発足、当時の奥村二吉本協会会長が岡山いのちの電話協会の会長に就かれました。現在この協会は社会福祉法人となって電話相談活動を続けています。
     また、一方では、昭和56年から始まった国際障害者年と同時に、岡山県精神衛生国際障害者年推進委員会をこの協会中心に発足させました。なお、昭和56年当時の会長は、大重彌吉(慈圭病院名誉院長)、平成4年現在事務局は県立岡山病院(現岡山県精神科医療センター)にありました。
     ところで、全国の精神保健福祉協会(連絡協議会)は、現在、奈良県を除く各都道府県に設置されており、これら各都道府県の協会が集まり、全国精神保健福祉連絡協議という組織を形作っています。この、全国精神保健福祉連絡協議は、日本精神科病院協会、日本精神科看護技術協会、全日本断酒連盟社団法人など精神衛生関係13団体とともに日本精神保健福祉連盟を結成しています。

    2.岡山県精神保健福祉協会の法人化の経緯  近年、心の健康、あるいは精神保健というものが極めて重要となり、社会の人みんながもっと関心を持たなければならない問題となっていますので、任意団体である岡山県精神衛生協会を法人化して、もっと広く活動を添加していかなければならないのではないか、という意見がこれまでにも本協会理事会の中にありました。
     事実、任意団体というのは、社会的にも求められた団体ではありませんから、各方面の信用もあまり生まれませんし、また、責任もさほどないものですから、活動をする上でも力が非常に限られるという感じがありました。
     法人化したらどうかという意見が昭和63年10月以降、理事会に何回目か出され、理事会としては平成元年度の検討課題とすることになりました。
     全国都道府県の精神衛生協会の中の社団法人となっている協会から資料を取り寄せて意見を聞き、その結果を平成元年6月の理事会に提出しました。この理事会では、いろいろと意見が出されましたが、法人化に対して精神衛生というものをアピールしやすくなるのではないだろうか、そしてその効果もより大きく現れることになるのではないかとする意見が多く出され、具体的に法人化を進めることが決まったというわけです。
     平成元年10月の理事会では、法人化に必要な設立会員の募集をすることを決め、各方面に設立会員になっていただくようお願いした結果、585名の会員数に達しました。
     平成2年4月26日、岡山衛生会館中ホールで、275名の出席者の下に、社団法人岡山県精神保健協会設立総会を開き、設立の趣旨や定款、役員その他必要な事項などを承認しました。
     その後、諸手続きを行い、平成2年10月11日付で岡山県知事より正式に法人として認可されました。
     平成25年4月1日、一般社団法人へと移行しました。

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    正会員(団体) この法人の目的に賛同して入会した団体 1口10,000円(年額)
    賛助会員 この法人の目的に賛同する個人又は団体 個人 1口1,000円(年額)
    団体 1口10,000円(年額)